38歳「お金がなくてもハッピーなライフスタイル」⇒50歳で退社。


先日、稲垣えみ子さんの「魂の退社」を読みました。

稲垣えみ子さんが、一人プリティウーマン的「金満」ライフから、

「お金がなくてもハッピーなライフスタイル」へ路線変更を

意識し始めたのが、38歳だったそうです。

私もただいま38歳。

どっぷり大量生産・大量消費の時代で育つと、38歳くらいで、ふと、

「あれ?このままの生活続けたら、定年後収入が途絶えたとたん、

ガマンの連続、惨めな気分で、残りの20年以上を過ごすことに?」

という疑問が浮かんでくるんでしょうか?

稲垣さんは、香川への転勤を機に、「お金がなくてもハッピーなライフスタイル」

もっと言うと、「お金が無いほうがハッピーなライフスタイル」へと進路変更します。

38歳から退社をする50歳までの12年間における、思考の移り変わりが

とても共感できて、一気に読みきってしまいました。

その思考の移り変わりは、これから私が実際に体験していくことなのかもしれません。

私もなんとなく50歳までには、会社を辞めたいと考え始めているので。

退職に至るまでの経緯と、退職後に起こったことが、面白おかしく

書かれているので、読み物としてもオススメです。

特に、大企業での生活を続けてきた人が、退職した後に、世の中の対応の違い

に驚愕するあたりは、クスクス笑ってしまいます。

この本でも、稲垣さんは「日本は会社社会。」と何度もおっしゃっていますが、

別の記事で、「日本の大人は、『会社員』と『不審者』の二つに区分される!」

というようなことを言われていて、それを裏付けるようなエピソードも。

また、大企業に新卒で入社して28年、女性だからこそ感じた部分は、

働く女性なら誰しも共感できる部分だと思います。

表向き男女平等とする会社と、「本当にこの評価に『女性』という部分が

影響していないんだろうか?」という気持ち、との平行線。

読んだ当初は、その気持ちにただただ共感していたのですが、

今は、それがあったからこそ、生き方を変えられたのかもしれないと思います。

そう思うと、女性であることで受けたマイナスも、結局は、

人生をプラスにしてくれている。

「得ること、失うことは同じ。」「失うことと得ることは同じ。」

という意味がなんとなく分かってくるような気がします。

稲垣さんは「電気がない」という前提で暮らしているので、

帰宅しても、電気をつけず、テレビもありません。

「すると、そこに暗闇と静けさが出現する。これが実に心落ち着くんですね。
暗いから五感も敏感になります。家の中に音がないので、窓の外から
風の音や無視の鳴き声が聞こえてきます。これはかなり風流です。
つまり何かをなくすと、そこには何にもなくなるんじゃなくて、
別の世界が立ち現れる。それは、もともとそこにあったんだけれども、
何かがあることによって見えなかった、あるいは見ようとしてこなかった
世界です。で、この世界がなかなかにすごい。」

(本文より引用)

これだけモノの溢れた時代に生きていると、その別の世界を見られないまま、

一生を終えることも多いと思います。

でも、私はちょっと、いや、かなり、その世界が見たくなっています。

なんとなく、そういう世界があるんだろうなぁ、と思っていた感覚が、

この本を読んで、「やっぱりあるんだ!」「それなら見てみたい!!」

という気持ちになりました。

現代人の一歩も二歩も先行く稲垣さんの書籍は、新しいことに

気がつかせてくれます。

そして、読んだ人の心に、「働くとは?」という答えの出ない、

だけど重要な、問いかけをしてくれる本です。


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