親に叩かれて育った私と叩かれたことのない夫。わが家のしつけは?

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私は「口で言って分からないなら叩かれて当然」という教育方針で育てられました。

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だから、高校生のときに同級生が「親に叩かれたことなんて無いよ。」と言ったときの
カルチャーッショックったら。「一度も無いの?」「どうやって生きてきたら、
親に叩かれないの?」など質問攻めにしたことを今でも覚えています。

そして、「親が叩いてしつけなくても、まったくもって普通に子どもは育つんだ。」と
その友達をみて思いました。

それから数年が経った頃「叩かれて育った子どもは親になったときに自分の子どもを叩く。」
というデータを見て「私も大人になったら自分の子どもを叩いてしつけるんだろうな。」と
漠然と思っていました。

実際どうなったかと言うと、やっぱり叩いたんですよね。

でも、そのときに、「これって私が自分の感情をコントロールできなくなって、子どもに
ぶつけているだけだ。」と思いました。

そして、「これは全然しつけじゃない。」「言って分からないなら、叩いたって
分かってない。ただ力で押さえつけてるだけ。分からないなら、分かる言い方を
試行錯誤するしかない」と気がつきました。

そう思えたのは、きっとダンナサンと「子どもを叩くことはしつけか?」
「先生の体罰は教育か?」という議論を何度もしたからだと思います。

叩かれて育ってこなかったダンナサンは、「どんな理由であれ自分より弱いものに対して
暴力を振るうのはダメ。」というスタンスで、叩かれて育った私は「叩かなくて済むなら
そうしたいけど、口で言ってもきかないなら、叩かれても仕方ないんじゃない?」
というスタンスでした。

私にとっては、親から叩かれることは「当たり前」のことだったんですよね。
「言われてるうちにやらないと叩かれる」ということが普通すぎて、理論的になぜそれが
正当だと主張できるのか、ということまで考えたことはありませんでした。

理論的に正当だと主張できない、ということは、やはりそれは矛盾しているんですよね。
でも、自分は叩かれて育ってきたから、それが「なんとなく正しいやり方」になってました。

そして、今わが家では「叩かない、(できるだけ)怒鳴らない、感情的になり過ぎない」
ということを心がけています。

危険なことや人を傷つけることをしたときと、片付けない、支度が遅いなどは叱り方が
違ってくると思いますが、どちらであっても意識するようにしています。

私の母親はわが家の叩かない方針には反対のようで、つい先日も議論になりました。

確かに叩いたり怒鳴ったりしたら、即効性はあるかもしれません。厳しくしつけている
ように感じることもできるかもしれません。でも、それは恐怖心で相手(子ども)を
思い通りに動かしているだけだと思います。

いつもの通り母親が「口で言って分からないなら、叩くしかないでしょ。」と言ったときに、
「それじゃ戦争する人と同じ理論でしょ。」という言葉が私の口から出てきました。

そのときに初めて、私は自分が小さいころからずっと感じていた矛盾に気がつきました。
「戦争は絶対ダメ!」という母親が、怒ったときは自分(私)を叩くという矛盾。

自分で言った言葉で気づくって変な感じですが、ずっと抱えていたモヤモヤが
スッキリしたんですよね。そして、「わが家は叩かない育児を続けよう」
と改めて思うことができました。

やり方は一つじゃないし、家庭それぞれだから、何が正解かは分かりませんが、
自分とは違う環境で育った人と結婚したことで、「叩かれて育っても叩く親にならずに、
叩く育児の連鎖を止められたこと」はありがたいことだと感謝しています。


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コメント

  1. うちは逆で、旦那が叩かれて育ち、私が叩かれた事がないです。
    そんな出来事をブログに書こうとして、この記事を読ませてもらいました。
    うちの旦那も同じ様に気づいてくれればいいな。(;_;)
    ブログにこちらのURLを載せさせてもらう予定です。
    不都合あれば削除させて頂きますのでコメントかメール下さい。

    • sai より:

      きんぎょ0921さん、はじめまして!
      コメントいただきありがとうございます。
      男の子3人なんて尊敬です!
      私の中で女の子3人=男の子2人くらいのイメージなので。

      ダンナサンが叩かれて育った方なんですね。
      自分が叩かれて育った人にとっては、「しつけ=叩く」が常識なので、
      常識を覆すのはなかなか大変かもしれません。
      でも、夫婦だからこそ、相手の常識を覆すことができると思います。

      不都合は全然ありませんので、ぜひURLお使いください。

  2. ニコになな より:

    初めまして。
    私は現在中学2年生の女子です。
    過去の文章なのですが、こちらを読んでとても感動しました、、、

    私の親は父母共に叩く育児をしてきました。
    それが当たり前という感覚なのかな?普段は周りとは変わらない普通の親です。
    小学校入学辺りからこの育児について疑問を抱いていたので友達等に言ったことは無かったです。

    自分の意見を通そうとする。
    意見が全て通る訳では無い。
    そこで力で抑えつけているのかなと思います。
    正直目標に出来ない親です。
    怒れば暴言も吐きますし……
    まさに戦争の話は感銘を受けました。
    機会があれば話してみたいな……

    文章めちゃくちゃです。すみません。。。

    • sai より:

      ニコにななさん、はじめまして。
      感動したなんて、とても嬉しいコメントいただき、本当にありがとうございます!!

      ニコにななさんのご両親も叩く育児をされているんですね。
      日本ではまだまだたくさんの家庭で「叩く=しつけ」という、間違った認識が存在していると思います。

      うちの親も、どちらかといえば、教育熱心で、常識を重んじる普通の親で、
      外から見たら、とても叩くようには見えない親でしたよ。

      でも、親もその親から叩かれて育ったので、叩く方法しか知らなかったんだと思います。
      今のように、ネットで様々な情報を得られるわけでは無かったから、自分がされた方法でしか、
      「子供のしつけ方」を知らなかったんですよね。

      だから、私ももし、他の価値観に触れること無く、子育てしていたら、きっと、子供の頃に感じていた
      理不尽な思いを封印し、「叩く育児」を正当化していたと思います。

      ニコにななさんの場合は、小学生の頃から、叩く育児に疑問を抱いていた、ということなので、
      私よりももっと、これからいろんな価値観に触れ、「叩く育児は間違っている」ということを、
      確信されることと思います。

      そして、それにより、ニコにななさんのお子さんは、叩かれずに育つ事になり、「子供を叩くなんて、
      あり得ない!!」という価値観を持って大人になり、「叩く育児の連鎖」は終わると思います。

      まだ、中学2年生ということで、これからも、ご両親に叩かれることがあるかもしれません。
      理不尽に感じることも多いと思います。その理不尽に感じる事を、目の前のご両親に向けるのではなく、
      将来、親になったニコにななさんに伝えられるよう、記憶に残してください。

      親になると、子供の頃に感じていた理不尽を忘れて、つい、自分もされた事を子供にしてしまうことが
      多くあります(理由もよく聞かずに怒ってしまうとか)。
      でも、子供の頃に感じた理不尽を覚えていると、「あ、これ子供の頃にされて嫌だったやつだ。」と
      反省できるんですよね。

      ご両親を変えることは難しいかもしれませんが、ニコにななさんなら、「叩く育児の連鎖」を
      絶つことが、必ず出来ると思うので、大人になるまで、頑張ってください。応援しています!!

      私も「叩く育児の連鎖」を断つため、日々頑張り中です!

      では、長くなってしまいましたが、現役?のお子さんからの意見で、改めて考える機会をいただけたことに感謝します。

      • ニコになな より:

        お返事ありがとうございますm(*_ _)m
        実は昨日も母に叩かれて、ネット上で仲間を探そうとして色々調べるうちにこちらのサイトに着いたのです。
        やはり、叩く育児は普通とは違いますよね。。。
        うちの親も旅行に連れて行ってくれたり、記念日のお祝いもしっかりしてくれたり周りよりも一生懸命でした。

        お返事を読ませていただき少し涙がでました。
        有難いです。
        親に叩かれた事は忘れません!
        負の連鎖を私が絶てるように頑張ります。
        最近親に反抗してしまう事も多くありますが、ぐっと我慢できるようにします!
        そして数年後、、数十年後子供が生まれたら絶対に叩かず、親にも意見を言えるようにします!

        こちらこそ、じっくり大人と叩く育児について話すことは無かったのでこうやってネット上で会話出来て嬉しいです。

        また、矛盾を感じたらこちらの文章を読ませていただきます。

        ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコ

      • sai より:

        ニコにななさん、再びコメントいただけるなんて、本当にありがとうございます!

        中学生だと理不尽なことは、理不尽なことと理解出来る年齢だけど、
        まだまだ義務教育で親の元にいる必要があって、やりきれないことも多いと思います。

        今はいろんな情報を得て、将来に役立てる準備期間と思って、
        親のことも反面教師に出来る場合もあるし、この経験を生かして、
        将来、自分の理想とする親になってくださいね。

        私もまだまだ怒鳴ってしまうこともあり、理想の親像には近づけていないので、
        また改めて頑張ってみようという気持ちになりました。

        お互い、頑張りましょうね!!

  3. はなこ より:

    昨日こどもに手をあげてしまい、ずっともやもやしながら辿り着いたのがこちらです。
    親に叩かれたことがない、と同級生から聞いたsaiさんのカルチャーショック、
    かつて私も全く同じ衝撃を受けたことを思い出しながら読ませて頂きました。
    幸いなことにsaiさんと同じく私のダンナサンも叩かれずに育った人で、やはり彼は自分の子に手をあげないのです。
    私の親は今も「言って聞かないなら…」の考えで、子育てについて口を出されるたびに嫌気がさしますが、私はただ頷くだけで未だに親に意見を言うことができません。意見を言う=反抗する、反抗する=叩かれる、という呪いのような図式が考えるよりも先に私の行動を押さえつけているようです。
    叩く育児の連鎖を止める、というsaiさんの言葉がとても心にささりました。
    今後また手をあげそうになったら、この言葉を思い出して正しい行動をしたいと思います。
    自分と似た環境で育った人が実際に叩かない育児を実行できていると知れたことは私にとってとても幸運な事です。とても自信になりました、ありがとうございました。

    • sai より:

      はなこさん、コメントありがとうございます!
      同じように葛藤されている方からコメントいただけて、とても励まされました。

      この記事を書いたのは過去でも、育児はずっと進行形で続いていて、
      ついつい、手が出そうになること、モノに当たってしまうことは、まだまだあって、
      自分の怒りをコントロールできていないと感じるときも、ままあります。

      段々子供達が成長する中で、憎ったらしい時もあったり、全然理想の育児は
      出来ていないんですが、それでも、「怒りを子供にぶつけない」ということを、
      出来る限り意識して、日々反省しながら、時に後悔しながら、子育てしています。

      親に意見が言えない気持ち、とってもよく分かります。
      私もずっと親に何か言おうとすると、勝手に涙が出てくる状態でしたが、
      親元を離れて10年ほど経ったら、やっと少しは意見出来るようになりました。

      幼い頃から、刷り込まれたことって、なかなか抜けませんよね。

      だからこそ、私達が「叩かないことが当たり前」と刷り込めたら、
      きっとそれは子供達の宝物になると思います。

      叩いた事にモヤモヤされて、色々な情報を探されたはなこさんは、
      連鎖を止めることができる方なんじゃないかと感じました。

      私も、はなこさんがどこかで「叩く育児の連鎖を止めようと取り組まれている」
      と思うと、とても心強いので、お互い悩みながらの育児を、適度に息抜きしつつ、
      全力でいきましょう!!

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